災害情報サイト
株式会社パスコ　災害緊急撮影

熱海市伊豆山付近
逢初川で発生した土石流の全景

熱海市伊豆山付近
上流部崩壊地の状況

熱海市伊豆山付近
中流部における土石流の流下痕跡

三島市長沢付近
（沼津市と三島市の境界）
黄瀬川にかかる黄瀬川大橋の落下状況

沼津市南小林付近
黄瀬川の牧堰上流右岸側の護岸洗堀状況

熱海市伊豆山付近
谷出口から住宅地へ流下した区間
氾濫範囲内には、既設流路工が設置されているのが確認できる。

熱海市伊豆山付近
上流部崩壊地から下流を望む
崩壊土砂は、渓岸の樹木や土砂を巻き込みながら直線状に流下したことがうかがえる。

熱海市伊豆山付近
河口付近の状況
海へ流出し土砂により、港を含め河口付近の海域が変色している。

熱海市伊豆山付近
中流部住宅地内の流下状況
地形は下流に向かって急勾配で宅地が階段状に設置され、谷部を土石流が住宅を巻き込み流下している。

沼津市平沼付近
新東名高速道路沼津トンネル西側付近の斜面崩壊　
崩壊土砂は、斜面下部の道路および耕作地へ流出・堆積している。

裾野市深良付近
山腹斜面で発生した崩壊地
崩壊土砂は平地まで流出することなく山間地内に停止・堆積している。

裾野市深良付近
県道337号仙石原新田線で発生した崩壊地
道路脇で発生した崩壊は、道路を閉塞していたが、土砂の撤去が行われている。

2021年7月5日撮影　標定図
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

2021年7月6日撮影-1　標定図
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

2021年7月6日撮影-2　標定図
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

逗子市沼間　逗子IC付近
逗子インターチェンジ付近の斜面で発生した崩壊
崩壊は、上部道路肩から発生し土砂が下段の進入路まで達している。

箱根町仙石原付近
大涌谷で発生した崩壊
大涌谷右岸斜面で発生した崩壊は、崩壊土砂が谷底部の流路工や温泉施設まで達し、堰堤堆砂域で停止している。

2021年7月6日撮影　標定図
（逗子インター付近）
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

2021年7月11日撮影　標定図
（箱根町仙石原付近）
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

倉吉市大原付近
工場裏の急崖斜面の崩壊地
崩壊土砂により斜面直下の工場建物に被害を与えている。

2021年7月10日撮影　標定図
（鳥取県倉吉市付近）
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

尾道市因島重井町付近
道路道下斜面の崩壊地
崩壊土砂は、斜面を流下し下流の耕作地で氾濫堆積し一部の土砂は海まで達している。

三原市小泉町付近
斜面中腹で発生した崩壊地
崩壊土砂は立木を巻き込み流下し人家手前の道路付近で堆積している。

三原市小泉町付近
山腹斜面で発生した崩壊地
鉄塔脇の既往崩壊地付近では、新規崩壊が発生し土砂は人家まで達している。

呉市安浦町大字下垣内付近
既往崩壊地の状況
既往崩壊地下流の谷出口に設置された堰堤には、土砂の流出・堆積は認められない。

三原市沼田東町付近
天井川左岸決壊状況
浸水は引いているが決壊跡が明瞭に残っている。

竹原市福田町付近
東川両岸の護岸決壊
護岸決壊により堤防道路が寸断されている。

竹原市市街地
護岸の決壊状況
市街地を流れる本川左岸の護岸決壊状況

東広島市安芸津町市街地
三津大川右岸護岸決壊状況
護岸侵食により天端道路などが大きく侵食されている。

東広島市安芸津町付近
三津大川右岸越水痕跡
右岸護岸背後に越水したと想定される痕跡が残されている。

東広島市黒瀬町
黒瀬川右岸越水
黒瀬川右岸が越水した痕跡が残されている。

広島市東区
熊野川右岸　護岸損壊
右岸護岸が損壊し、応急措置としてブルーシートがかけられている。

竹原市
賀茂川河口
河口から流出した土砂が舌状に広がっている。

2021年7月10日撮影　標定図
（広島県）
撮影した写真のサムネイルがご覧いただけます。

計測範囲

発災前後のレーザデータ差分

発災前：静岡県熱海市3次元点群データ（静岡県 2019年計測）
          （出典：https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/atami-3d）
発災後：自社撮影、自動フィルタリングデータ（2021年7月6日計測）

土石流が発生した逢初川を対象に、発災前後の航空レーザ計測データの差分解析を行いました。なお、今回取得した発災後の航空レーザ計測データは、地表面到達点を抽出するのに自動フィルタリング処理のみを行ったものであり、通常のフィルタリング処理より抽出精度は低くなっています。

2021年7月5日（月）観測「TerraSAR-X」

　撮影時間 ： 05:53 (JST)
　　モード ： StripMap（3m：30X50km）
　　　偏波 ： HH
　観測方向 ： 南行軌道 （右側観測）
　　入射角 ： 31.1°
処理レベル ： GEC

熱海市土石流発生地付近の拡大図

【被災前】2020年10月11日　／　【被災後】2021年7月4日　

強度差分図は、被災前（2020年10月11日）の画像に赤、被災後（2021年7月4日）の画像に青を割り当ててカラー合成した画像です。被災前後で変化があった箇所が赤や青に着色されます。

静岡県熱海市伊豆山地区周辺の強度差分図　

（A)谷の源頭部の斜面が崩落して大きく地形が変化した箇所が青く着色されている。
（B)源頭部から下流（右）に向かう谷添いは、土石流が土砂や立木を流出させたため、赤く着色されている。
（C)土石流が建物を大きく倒壊・流出させた場所は広く赤や青に着色されている。

建物の密集地は一般に白黒の点の組み合わせとして現れ、それらがなくなると赤・青の組み合わせに着色されており、多くの建物が流出したことがわかる。

神奈川県箱根町大涌谷周辺の強度差分図

大涌谷沢の東側斜面で土砂移動が発生し、堆積した箇所が青く着色されている（赤丸付近）。
この土砂移動により、温泉供給設備の一部が被災し、温泉の供給が停止している（2021/07/05現在）。

2021年7月17日（土）観測「SPOT 6」

　撮影時間 ： 09:44 (JST)
衛星分解能 ： 1.5m
　撮影角度 ： 41.4°
プロダクト ： パンシャープン